皆様こんにちは。NASUホームの金井です。 先日お話しした「許容応力度計算(構造計算)」によって、私たちの家は地震の力に真っ向から立ち向かう「最強の骨組み」を手に入れます。
しかし、ここで一つの疑問が浮かびます。 「計算でこれほど頑丈に作ったのに、なぜさらに『制振ダンパー(evoltz)』が必要なのか?」
正直に申し上げれば、構造計算だけで耐震等級3を確保すれば、建築基準法上の安全性は十分に満たしています。では、なぜ私たちはそこに「制振」をプラスするのか。その理由は、**「家の寿命」と「繰り返しの揺れ」**にあります。
1. 「固い」だけでは、ダメージが蓄積する
家を「骨折しないほど強く」作るのが耐震です。しかし、ガチガチに固めた建物は、地震の衝撃をまともに受け止めてしまいます。
- 1回目の大地震:構造計算のおかげで、びくともしません。
- 繰り返す余震:衝撃を受け止めるたびに、柱と梁の接合部や釘の周りに、目に見えない「わずかな緩み」や「歪み」が蓄積していくことがあります。
この「微細なダメージ」を、構造体が悲鳴を上げる前に吸収してくれるのが、制振ダンパーの役割です。
2. 車の「サスペンション」と同じ考え方
想像してみてください。もし車にバネやショックアブソーバー(ダンパー)がなく、タイヤが直接ボディに固定されていたらどうなるでしょうか? どんなに頑丈な車体でも、段差を越えるたびに激しい衝撃が伝わり、やがてネジが緩んだり、乗り心地が悪くなって壊れてしまいますよね。
- 耐震(構造計算):事故を起こしても潰れない「頑丈なボディ」
- 制振(evoltz):路面のガタガタを吸収し、ボディを守る「高性能サスペンション」
この2つが揃って初めて、家は「一度の地震で倒れない」だけでなく、**「何度揺れても、性能が落ちない」**一生モノの住まいになるのです。お問い合わせはこちらから


