皆さんおはようございます。栃木県大田原市の住宅会社NASUホームの金井と申します。こちらのblogにお立ちより頂きありがとうございます。栃木県北地方で住まいをご検討の皆様に家づくりに関する情報をほぼ毎日blogとインスタグラムで発信しております 。インスタグラムもぜひのぞいてみてください!
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本日は木造住宅の基本に立ち戻ったお話をさせていただきます。 家づくりの主役である「木」。
近年、住宅の高性能化が進む中で、断熱性能ばかりに目が向きがちですが、建物の寿命を根本から支えるのは、やはり「木材そのものの質」と「その使い方」です。
私たちNASUホームは、今年で創業142年を迎える建設会社、那須土木株式会社の住宅事業部です。地域の皆様のおかげで長く会社を続けさせていただいております。だからこそ、表面的な流行ではなく、数値に基づいた「本物の家づくり」を追求しています。今日は、私たちがこだわって選ぶ、栃木の誇り「八溝材」について、その性能と使い分けの論理をお話しします。
数値で証明する:八溝杉と八溝ヒノキの特性比較

木は自然素材ですが、決してあいまいで感覚的なものではありません。構造計算の基準となる強度性能を比較すると、杉とヒノキには明確な役割の違いが見えてきます。
| 項目 | 八溝杉 | 八溝ヒノキ | 考察 |
| 曲げ強さ | 約 20.0 N/mm² | 約 26.0 N/mm² | ヒノキの強さが構造を支える |
| 圧縮強さ | 約 28.0 N/mm² | 約 35.0 N/mm² | 土台としての耐圧性に優れる |
| ヤング係数 | 約 7.0 kN/mm² | 約 9.0 kN/mm² | ヒノキは「たわみにくさ」で勝る |
※上記数値は一般的な基準値であり、樹齢や含水率により変動します。
※基準強度(JAS): 木材の等級区分(E50, E70, E90など)に基づいた基準値です。上記の数値は、一般的な構造材として流通するグレードの標準的な値を示しています。
※ヤング係数(たわみにくさ): E で表される、材料の変形のしにくさを数値化したものです。この値が高いほど、荷重に対してたわみが少なく、剛性の高い構造体が作れます。
※個体差の考慮: 木材は天然素材であるため、JASの区分内であっても、樹齢、生育環境(八溝地域の厳しい寒さによる緻密な年輪)、含水率によって数値は個体差が生じます。
この数値が示す通り、八溝ヒノキはその「剛性(たわみにくさ)」において信頼があります。一方で、八溝杉はヒノキに比べ数値は控えめですが、非常に「粘り強い」性質を持っています。地震時の衝撃を吸収し、ねじれに対してもしなやかに追従する強さを持っているのです。
なぜ「八溝材」なのか?
大田原の厳しい冬の寒さ。この環境こそが、木材を強く育てます。
八溝地域で育つ木は、成長が緩やかな分、年輪が非常に緻密です。年輪幅が1〜2mm程度という詰まった組織は、一般的な流通材と比べても実質的な強度と耐朽性が高く、建築の骨組みとして極めて優秀なパフォーマンスを発揮します。
適材適所な材料選定
「強いからすべてヒノキにする」という考え方は、決して最良ではありません。コストを過剰にかけず、かつ家の寿命を最大化すること。それこそが、私たちが考える家づくりです。
- 構造の「要(かなめ)」にはヒノキを。土台など、荷重が集中し、湿気の影響を受けやすい場所には、圧縮強さと耐朽性に優れる八溝ヒノキを配置します。
- 「空間のしなやかさ」には杉を。柱、内装材には、加工性が良く調湿効果の高い八溝杉を採用。杉特有の温かみと粘り強さを活かすことで、地震の衝撃を受け流しつつ、家族が心地よく過ごせる空間を作り出します
- 地元から仕入れた八溝杉、ヒノキを自社工場で製材、乾燥

NASUホームが目指す未来
私たちが提供したいのは、単なる「箱」ではありません。
数値に基づいた構造設計で安心を担保し、地元の豊かな木材を使うことで、この土地の風土に溶け込む住まいを造ること。それこそが、大田原市の住宅会社としての私たちの使命です。
広告費を削り、知恵と工夫で認知を広げているNASUホームだからこそ、予算を「家の品質」と「確かな技術」に注ぎ込んでいます。
「本当に信頼できる会社で家を建てたい」
「数値に基づいた、無駄のない適正な設計を知りたい」
そうお考えの方は、ぜひ一度、私たちとお話をしてみてください。
私たちが選ぶ木材の年輪を、その目で直接確かめてみてください。貴方の人生に寄り添う一棟を、誠心誠意、一緒に考えさせていただきます。製材過程のご見学も大歓迎です!お問い合わせは下記よりお待ちしております!


