皆様、おはようございます、NASUホームの金井博之です。いつもこちらのblogをお読み頂きありがとうございます。本日2026年7月2日(木)もNASUホームがある栃木県大田原市では朝から雨が降っております。毎日のように天気予報が気になる季節ですが、最近の天気予報の精度はびっくりするくらい上がっている実感があります。
突然ですが、私たちが暮らす栃木県北地方、特に大田原周辺の「降水量」について、具体的な数値をご存知でしょうか。家づくりにおいて、その土地の気候風土を「数字」で正しく把握することは、住宅を設計する上で大切なプロセスと考えております。

本日は梅雨空の中、気象庁の統計データをもとに、この地域の雨の特徴と、それに対する住まいづくりについてお話しさせていただきます。
大田原の降水量をデータで見る
気象庁の地域気象観測データ(大田原観測所など)を紐解くと、この地域の気候には特徴があることがわかります。
- 年間平均降水量:約 1,547 mm
- 最も雨が多い月(9月)の平均降水量:約 174 mm
- 年間の日照時間:約 1,914 時間
年間の平均降水量は全国的に見ても中位に位置しますが、特徴的なのは「季節による極端な変動」です。冬の間は乾燥して雨や雪が非常に少ない反面、7月・8月の激しい雷雨や、9月の台風・秋雨の時期にまとまった雨が集中的に降る傾向があります。過去には、1日に300mm近い大雨を記録した年もありました。
これだけの雨量が特定の時期に集中するという事実は、住まいに対して「タフさ」を求めていることに他なりません。
数字の根拠から導く、住宅の設計とは
家を建てる際、「デザインが素敵だから」「価格が手頃だから」という理由だけで選ぶのは、少しもったいないと私たちは考えています。大切なのは、その土地の気候データという明確な根拠に基づいた設計がなされているかどうかです。
集中豪雨や大型化する台風から大切な資産を守るためには、以下のような視点が不可欠です。
- 確実な雨仕舞い(あまじまい)と耐久性:激しい雨が集中する時期でも、壁内への雨水の浸入を確実に防ぐ防水・通気構造。
- 構造の安定性:天候の急変や災害時にも揺るがない、許容応力度計算(構造計算)に裏付けられた確かな骨組み。
- 日射と湿度のコントロール:雨が多い時期の湿気対策と、年間1,900時間を超える日照を活かすパッシブデザインの両立。地域の気候特性を考慮した屋根の提案
- 建築地ごとの最適なGL(地盤面の計画高さ)を設定すること。
誰にでも合う「平均点」の家ではなく、栃木県北という地域で、何十年も価値を保ち続けるための選択。それこそが、私たちがご提案したいプロとしての住まいづくりです。
価値ある選択のために
家は、建てて終わりではありません。住み始めてから何十年もの間、その地域の厳しい自然環境と向き合っていく必要がございます。だからこそ、私たちは感覚やイメージだけでなく、【数値データ】という確かな事実をベースに、皆様のお住まいを真剣に考えて参ります。
他とは少し違う、この土地に深く根ざした本物の住まいについて、ぜひ私たちと一緒に考えてみませんか。お問い合わせ、ご相談は下記よりお待ちしております。


