皆様、こんにちはNASUホームの金井と申します。いつもこちらのブログをお読み頂きありがとうごさいます。
栃木県の県北地方(大田原市、那須塩原市、那須町、矢板市、さくら市、高根沢町等)で住宅をご検討のみなさまに住まいに関する情報を発信しております。
私がこちらのブログを担当させていただいて約3か月半になります。ふとどの記事が一番皆様に読んでいただいたんだろうと気になり確認してみましたらこちらの記事でした。
https://nasuhome.jp/wordpress/wp-admin/post.php?post=2006&action=edit
普通に考えたら住宅の構造材は堅い木(広葉樹)のほうが良いのでは?と自分の興味から深掘りした記事ですが、皆様に好評をいただいたようです。では木造住宅のもう一つの工法ツーバイフォー工法で使用される木材について本日はお話させていただきます。 私、金井が以前お世話になっていた会社はツーバイフォー工法でしたので、私たちNASUホームの在来工法とツーバイフォー工法のそれぞれの特徴を把握していると自負しております。今回はそれぞれの視点から、少し専門的ですが「本当に強い家を建てるための、木材と構造」について、事実に基づきお伝えしたいと思います。
ツーバイフォー工法で使われる木材とは?
結論から申し上げますと、ツーバイフォー工法で主に使用されるのも、広葉樹ではなく針葉樹です。代表的なものは「SPF材」と呼ばれ、スプルース(トウヒ)、パイン(松)、ファー(もみ)の頭文字をとったものです。
「なぜ、ツーバイフォーも針葉樹なのか?」
それは、ツーバイフォー工法が柱(線)ではなく、壁(面)で建物を支える構造だからです。面全体でバランスよく力を受け止めるためには、以下の条件をクリアする木材が求められます。
- 規格化のしやすさ: 寸法が安定しており、均一な品質を保てること。
- 加工性の高さ: 釘が打ちやすく、施工時に割れにくいこと。
- 軽さと強度のバランス: 建物自体の重量を軽くすることで、地震時の揺れのエネルギーを軽減できること。
これらを満たすのが、SPF材をはじめとする針葉樹なのです。
在来工法とツーバイフォー、どちらが強いのか?

私が以前ツーバイフォーの会社にいた頃も、そして現在NASUホームで在来工法をご提案している今も、お客様から「結局、どちらの工法が地震に強いの?」というご質問をよくいただきます。
ここで、皆様の命と財産を守るために最も大切な事実をお伝えします。
実は、「工法そのものの違い」や「木の種類」だけで、建物の強度が決まるわけではありません。 本質的に重要なのは、「根拠のある数値に基づいた構造設計がなされているか」という一点に尽きます。
本当に安心できる強い住まいを見極めるためには、以下の3つのポイントをぜひ確認してみてください。
- 許容応力度計算の実施: 簡易的な壁量計算ではなく、柱一本一本にかかる力を科学的に計算し、証明する「許容応力度計算」によって耐震等級3を取得しているか。
- 適材適所の素材選び: 土台にはシロアリや湿気に強い木材(ヒノキなど)を、荷重がかかる梁には曲げに強い木材(ベイツガなど)を、数値的根拠に基づいて使い分けているか。
- 構造材を守る温熱環境: どれほど頑丈な木材を使っても、壁の中で結露が起きて腐敗しては意味がありません。構造材を長持ちさせる、確かな断熱・気密性能(UA値やC値)が確保されているか。

大切なのは「イメージ」ではなく「事実」です
昔からの慣習や「なんとなく頑丈そう」といったイメージに頼るのではなく、客観的なデータと科学的なアプローチで家づくりを考えること。これこそが、大切なご家族を守り、長く価値を保ち続ける住まいへの最短ルートです。
私たちNASUホームは、大田原市をはじめとする県北地域において、デザインや間取りの美しさだけでなく、こうした「見えない部分の数値と根拠」に最もこだわるプロフェッショナルでありたいと考えています。
「自分たちの希望する間取りの場合、構造計算上はどうなるのだろう?」 「一生に一度の家づくりだからこそ、妥協せず、数値化された確かな安心感が欲しい」
そうお考えの方は、ぜひ一度NASUホームにご相談ください。私が培ってきた両工法の経験と、専門的な知見をもとに、分かりやすく、そして誠実にお答えいたします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。 次回は、先ほど少し触れた「構造材を長持ちさせるための断熱と気密」について、さらに深掘りしてお話ししようと思います。どうぞお楽しみに!


