皆さんこんにちは。栃木県大田原市のNASUホームの営業担当金井です。いつもこちらのブログをお読みいただきありがとうございます。家づくりやリフォームの計画を進める中で、多くの人が悩むポイントの一つが「床材選び」だと思います
数ある床材の中でも、特に人気を集めているのが「無垢床(むくゆか)」と「突板(ツキイタ)フローリング」の2つ。どちらも本物の木の美しさを楽しめる素材ですが、その構造やメリット・デメリット、メンテナンスの方法には大きな違いがあります。
「我が家に合っているのはどっちだろう?」と迷っていませんか?
この記事では、無垢床と突板の特徴を徹底比較し、後悔しない選び方を分かりやすく解説します!
1. 無垢床(むくゆか)とは?基本の特徴とメリット・デメリット
無垢床とは?
無垢床とは、丸太から切り出した天然の木をそのまま一枚の板として使用した、100%自然素材の床材です。人工的な合板を一切使わず、木そのものの温もりや香りを楽しめるのが最大の魅力です。
無垢床のメリット
- 圧倒的な質感と経年変化:本物の木ならではの豊かな表情があり、使い込むほどに色合いが深まり、味わいが増していきます。
- 優れた調湿作用:木が呼吸をしているため、室内の湿気を自然に吸収・放出。夏はサラッと、冬は温かい、心地よい足触りを実感できます。
- 高い補修性:表面まですべて木でできているため、万が一キズがついても、サンドペーパーで削ってワックスを塗れば自分でキレイに直すことができます。
無垢床のデメリット
- 価格が高い:天然木を切り出すため、材料費や施工費が高くなりがちです。
- デリケートな性質:乾燥や水分に弱く、季節によって伸縮するため、反り・割れ・隙間・シミなどが生じることがあります(床暖房に対応していない種類もあります)。
- 定期的なメンテナンスが必要:特にオイル仕上げの場合は、定期的なワックスがけやオイルの塗り直しが欠かせません。

2. 突板(ツキイタ)フローリングとは?基本の特徴とメリット・デメリット
突板フローリングとは?
突板フローリングとは、合板(ベニヤなどを何層にも重ねた基材)の表面に、薄くスライスした天然木(突板)を貼り合わせた床材です。構造としては「複合フローリング」の一種になります。
突板のメリット
- 価格が抑えられる:表面にのみ天然木を使用しているため、無垢床に比べてリーズナブルに木の風合いを取り入れることができます。
- 高い寸法安定性:土台がしっかりした合板のため、反りや収縮、隙間が起きにくく、床暖房にも対応しやすいのが特徴です。
- メンテナンスが楽:表面にウレタン塗装などが施されていることが多く、普段のお手入れは乾拭きや固く絞った水拭きだけで簡単に綺麗を保てます。
突板のデメリット
- 経年変化や補修の限界:表面の木が薄いため、深いキズがついて中の合板が見えてしまうと、削って直すことができません。
- 無垢ほどの「本物の質感」には劣る:見た目は天然木ですが、足触りや温もり感はどうしても無垢床に一歩譲ります。
- 調湿作用はない:ベースが合板のため、無垢床のような自然の調湿効果は期待できません。
3. 【比較表】無垢床 vs 突板フローリングを一目でチェック
| 比較項目 | 無垢床(むくゆか) | 突板(ツキイタ)フローリング |
| 素材の構造 | 100%天然木(単一の木) | 合板の土台 + 薄くスライスした天然木 |
| 価格相場 | 高い(コストがかさむ) | リーズナブル〜標準的 |
| 足触り・質感 | 木そのものの温もり、柔らかさがある | さらっとしているが、やや硬さを感じることも |
| 調湿・断熱性 | あり(夏はベタつかず、冬は冷えにくい) | なし(基材の性質に準じる) |
| メンテナンス | 定期的なオイル塗りなどが必要 | 日常のお手入れは楽(ワックスフリー等も多い) |
| 反り・割れ・隙間 | 起きやすい(木の伸縮による) | 起きにくい(安定性が高い) |
| 床暖房への対応 | 対応樹種が限られる・制限がある場合も多い | 対応している製品が豊富 |
| キズの補修 | 削って直すことができる(DIYも可) | 深いキズは補修材や張替えが必要 |
4. 結局どっちを選ぶべき?タイプ別おすすめ診断
それぞれの特徴がわかったところで、「自分たちはどちらを選ぶべきか」の判断基準をまとめました。
「無垢床」がおすすめな人
- 自然素材の風合いや、経年変化(時間の経過とともに味わいが増すこと)をとことん楽しみたい人
- 小さなキズや経年変化も「家の歴史」として愛おしく思える人
- 化学物質をなるべく避けたい、または素足で過ごすのが大好きな人
- 定期的なメンテナンス(お手入れの時間)を手間ではなく「楽しみ」にできる人
「突板(ツキイタ)」がおすすめな人
- 予算を上手に抑えつつ、リビングなどには見た目の高級感や木の風合いを取り入れたい人
- 日常のメンテナンスや、キズ・反りなどのトラブルに神経を使いたくない人
- 床暖房を導入したい、または家全体(LDKから水回りまで)のフローリングを同じ種類で統一したい人
- 小さなお子様やペットがいて、汚れや水分をサッとお手入れしたい人
無垢床と突板(ツキイタ)フローリングには、それぞれに違った魅力とメリット・デメリットがあります。
- 「見た目の心地よさや経年変化」をとるなら無垢床
- 「扱いやすさやコストパフォーマンスの良さ」をとるなら突板
どちらが「正解」ということはなく、あなたのライフスタイルや家族構成、予算によって選ぶべき床材は変わります。
後悔しない家づくりのために、ショールーム等に足を運んでいただき、実際に「素足で歩いたときの感触」や「見た目の好み」を確かめてみてくださいね!


