HOME
SITE MAP

NASUホーム

お問い合わせ

家づくりお役立ち情報

栃木県で住宅をご検討の皆様へ!令和8(2026)年度とちぎ材の家づくり支援事業(新築)【第3期募集】8月24日~10月16日が開始となります!

https://www.pref.tochigi.lg.jp/d07/work/ringyou/kensanzai/r8shintiku.html

皆様こんにちは、栃木県大田原市のNASUホームの金井です。いつもこちらのブログをお読みいただき

ありがとうございます。栃木県北地方で住宅をご検討の皆様に家づくりのご参考となる情報を発信しております。

来週8月24日(月)より県産木材使用の補助金制度の第3期募集が開始となります。

  • 募集期間: 2026年8月24日(月)10月16日(金)※採択結果発表:11月10日(火)
  • 事業完了期日: 2027年3月5日(金)までに造作材施工完了・実績報告書提出
  • 最大補助額: 基本額 最大60万円 + 加算(伝統工芸等10万 + JAS材最大10万)= 最大80万円
  • 採択方式: 木材使用量の多い順(ただし地域工務店施工や三世代同居等の優先採択枠あり

2. 補助金額と加算の内訳

① 基本補助額(県産出材の使用材積に応じた定額)

県産出材使用量補助金額
40㎥ 以上60万円
30㎥ 以上 〜 40㎥ 未満52.5万円
20㎥ 以上 〜 30㎥ 未満37.5万円
10㎥ 以上 〜 20㎥ 未満22.5万円
6㎥ 以上 〜 10㎥ 未満15万円

② 上乗せ加算

  • 伝統工芸品・県産素材活用加算(一律10万円):
    • 大谷石・芦野石・深岩石(5㎡以上)
    • 県産漆喰(佐野・栃木産、40㎡以上)
    • 鹿沼組子・日光彫(1㎡以上)
  • 県産JAS材使用加算(1㎥あたり1万円 / 上限10万円):
    • JAS構造材等の使用量に応じて

4. 優先採択基準(採択率を高めるポイント)

通常は県産材使用量の多い順に採択されますが、以下の条件を満たす場合は優先採択されます。

  1. 県内業者施工: 県内に主たる営業所(本店)を有する建築業者の施工
  2. 梁・桁の県産材比率向上: 梁桁に県産出材を50%以上使用
  3. 認証材・JAS材活用: 構造材に県産森林認証材または県産JAS材を4㎥以上使用
  4. 三世代同居・近居: 同一市町内または直線5km以内の近居・同居
  5. 被災住宅の建替え: 罹災証明書を有する建替え

※家づくりを考えるとき、「木の温もりや自然素材に囲まれて暮らしたい」という心地よさへのこだわりと、「建築コストや将来の安心」という現実的な数字の両方を大切にしたい方が増えています。

栃木県産の木材を使って建てる住まいには、最大80万円の補助金(とちぎ材の家づくり支援事業・第3期)が用意されています。

なぜ栃木の木を選ぶのか? 3つの明確な理由

  • 地域の気候に適した高い耐久性と品質 栃木の厳しい冬と夏の湿気の中で育った木材は、この土地の気候に最も馴染みます。木材の強度や含水率が客観的に管理されたJAS材などを適切に選定・施工することで、構造としての確かさと長持ちする強さを両立します。
  • 明確な数値基準と最大80万円の補助制度 単に「木を使う」だけでなく、使用する木材の割合(全体55%以上、構造材60%以上など)を厳密に計算・管理することで、最大60万円の基本補助に加え、県産JAS材や伝統工芸・自然素材(大谷石・芦野石や県産漆喰など)の加算により最大80万円の支援を受けられます。
  • 地元工務店施工による「優先採択」の安心 補助金には採択枠がありますが、県内に本店を置く地域密着の施工会社で建てること自体が「優先採択要件」のひとつになります。確実な資金計画を立てる上でも、地元の確かな技術者と組むことが大きな強みになります。

数字の根拠と設計技術があってこそ、木の良さは活きる

自然素材の住まいは、感覚的な「雰囲気」だけで建てるものではありません。 構造材の材積計算、耐震性への配慮、そして現場での丁寧な納まり――これらすべてに根拠があって初めて、住まう人の健康と資産価値を守る家になります。

「せっかく建てるなら、素材にも性能にも納得して、賢く制度を活用したい」とお考えの方は、ぜひ私共NASUホームに設計・構造・資金計画をご相談ください。一棟一棟、丁寧に計算を行い、最適なプランをご提案いたします。

皆様からのお問い合わせ、ご相談心よりおまちしております!

水害に強い家づくりは「基礎と敷地の高さ設計」で決まる

皆さんこんにちは NASUホームの金井です。近年、気候変動に伴う局地的な集中豪雨が増加しています。先日も千葉県で線状降水帯による甚大な被害が発生しました。被害に遭われた皆様には、心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧と平穏な日々の回復を心よりお祈り申し上げます。

水害対策は「床上浸水を防ぐこと」に目が向きがちですが、建物の耐久性と住まい手の健康を長期的に守る上で着目すべきは「基礎内部への浸水リスクをどうゼロに近づけるか」です。

なぜ「基礎内浸水」を防ぐ設計が不可欠なのか

浸水被害において、床上まで水が上がらなくても基礎内部(床下)に泥水が侵入すると、深刻な二次被害が発生します。

  • 断熱材の性能劣化とカビの発生:床下や基礎内部に充填された断熱材が吸水すると、断熱性能が著しく低下し、構造内部でカビや腐朽菌が繁殖する原因になります。
  • 木部・金物の劣化:基礎内部に溜まった湿気と泥は、構造用合板や土台の含水率を高め、金物の防錆性能を脅かします。
  • 復旧コストの増大:基礎内部の泥出し、洗浄、乾燥、消毒には多額の費用と数週間に及ぶ工事期間が必要となります。

各地で起きている現実と現場の実例

水害は、河川の氾濫だけでなく、市街地の排水能力を超えて起きる「内水氾濫」によって、ハザードマップで浸水想定区域外とされている場所でも日常的に発生しています。

  • 栃木県内の局地災害
  • 昭和22年9月 戦後最大の風水害の一つ。鬼怒川流域を中心に堤防決壊や越水が発生し、県内全域で大規模な家屋浸水・流失を記録。
  • 昭和61年 台風10号(県央・県南水害) 思川・巴波川・姿川などが氾濫。小山市、栃木市、宇都宮市などの平野部で広範囲にわたり住宅地が冠水し、床上・床下浸水が多発。
  • 平成10年8月豪雨(那須水害) 那須町で総雨量1,200mmを超える記録的な集中豪雨が発生。余笹川・黒川・那珂川上流域が決壊・氾濫し、那須町・黒磯市(現那須塩原市)・大田原市周辺で家屋の流失や浸水被害(全半壊・浸水2,900棟以上)をもたらす甚大な災害となりました。
  • 平成27年9月 関東・東北豪雨 線状降水帯により日光市五十里で24時間雨量551mmを記録。鬼怒川や黒川、思川、姿川が氾濫危険水位を超え、小山市、鹿沼市、栃木市などで住宅浸水や道路冠水が相次ぎました。
  • 平成30年 夏季局地豪雨 短時間強雨による都市型水害(内水氾濫)が発生。宇都宮市などの市街地で側溝や水路の排水能力を超え、道路冠水および床下・住宅敷地への浸水被害が発生。
  • 令和元年 東日本台風(台風19号) 永野川の堤防決壊や巴波川・秋山川の越水により、栃木市(8,000棟超の住家被害)や佐野市、鹿沼市、宇都宮市などで大規模な浸水被害が発生。
  • 令和7年 局地集中豪雨(宇都宮市五代ほか)局地的なゲリラ豪雨に伴う内水氾濫が発生。市街地の道路冠水から、住宅敷地内への雨水流入および基礎内部への浸水被害が確認されました。

いずれの事例も、「基礎の中に水が入ってしまった」というケースが散見されます。外見上は被害が軽微に見えても、床下の処理を怠れば建物の寿命を大きく縮める結果となります。

水害対策

住まいの価値と構造安全性を守るためには、感覚ではなく数値に基づいた設計基準が求められます。


  • 1. 設計GL(地盤面)の適切な設定 道路面やマンホールから、敷地全体の地盤面をどの程度高く設定するかを周辺の高低差データを踏まえて決定します。安易な掘り下げを行わず、雨水の排水経路を敷地外へ確保することが基本です。
  • 2. 基礎立ち上がり高さの確保  局地的な道路冠水を想定した場合、基礎立ち上がり高さを400mm〜450mm以上確保することが有効な防護壁となります。
  • 3.高浸水リスク地域(ハザード指定等)は想定浸水深 + 300mm外水氾濫時の床上・基礎内浸水防止(高基礎化・深基礎)を検討する。

価値ある住まいを長く保つために

デザインや間取りの美しさはもちろんのこと、それを支える構造と敷地環境の安全が担保されて初めて、安心して暮らし続けられる住まいになります。

土地の選定や配置計画の段階から、過去の浸水履歴や敷地の高低差を検証し、適切な数値基準をもった家づくりを進めることが、将来の資産価値と家族の安心を守る最良の選択です。土地探しでお困りの皆様からのご相談お待ちしております。

「10年で5度の震度7」から何を学ぶか?栃木で家族を守り抜く許容応力度計算による「耐震等級3+evoltz」という選択

皆さんおはようございます。栃木県大田原市のNASUホームの金井です。 本日も家づくりに関する情報をお話させていただきます。先日も熊本で震度7の地震があり多くの方が被害に遭われました。地震大国の日本の家づくりにおいて、最も優先すべきは「大地震が何度来ても、家族がその家で暮らし続けられること」との思いが日に日に強くなっております。

過去10年の日本の地震記録を振り返ると、熊本で3回(2016年,2026年)、北海道で一回(2018年)、能登で1回(2024年)と、実に5度もの「震度7」が発生しています。地震大国に暮らす私たちにとって、「一度倒壊しなかった」だけでは不十分であり、「許容応力度計算に基づく耐震等級3」と「制震ダンパーevoltz(エボルツ)」の組み合わせこそが、住まいと生活を守る必要最低限の基準と私たちNASUホームは考えます。

木造住宅向け制振ダンパー・制振(耐震)装置ならevoltz(エヴォルツ

※ なぜ「耐震等級3」に加えて「制震」が必要なのでしょうか。構造の安全性を整理すると、以下の3つの要素に分解できます。

  • 構造の耐力(耐震等級3・許容応力度計算)
    • 建築基準法レベル(耐震等級1)は「震度6強〜7で一度倒壊しない」ことが基準であり、本震後の余震で住み続けられなくなるリスクが高い。
    • 2016年の熊本地震の被害調査でも、耐震等級3(構造計算を実施した住宅)は2度の震度7に耐え、倒壊ゼロ・大半が無被害でした。
  • 繰り返しの揺れへの耐性(制震)
    • 耐震構造だけでは、度重なる揺れによって構造躯体や接合部にダメージが蓄積し、強度が徐々に低下します。
    • 特にごく小さな揺れ(ミリ単位の変形)から効く高性能制震ダンパーで、揺れのエネルギーそのものを吸収する必要があります。
  • 地域の地盤・過去の被災履歴への配慮
    • 内陸部であっても、地盤条件や揺れの周期によって甚大な被害が生じます。

※「栃木県北・県央は大きな地震が少ない」と感じられるかもしれません。しかし、2011年の東日本大震災を思い出してください。

沿岸部の津波被害に目が向きがちですが、内陸の栃木県内でも激しい揺れによる地割れ、擁壁の崩壊、家屋の一部損壊や大規模半壊など、極めて深刻な被害が発生しました。瓦が落ち、壁に亀裂が入り、住み慣れた自宅を離れざるを得なくなったご家族が多数いらっしゃいました。立ち入り禁止の赤紙を張られた住居が散見されました。

地震エネルギーを逃がす仕組みがない建物は、構造が見えない壁の中で確実に疲労を起こします。

  • evoltz(エボルツ)の役割
    • ドイツの自動車用ショックアブソーバー技術を応用したevoltzは、わずか「1mmの微小変形」から瞬時に減衰力を発揮します。
    • 本震はもちろん、その後に続く無数の余震による「建物の歪みの蓄積」を大幅に低減し、耐震等級3の強さを末永く維持します。
木造住宅向け制振ダンパー・制振(耐震)装置ならevoltz(エヴォルツ

※ 家は、単なるデザインや価格の比較で選ぶものではなく、万一の災害時に家族の命と人生を守り抜く「シェルター」です。

感覚や経験則に頼るのではなく、数字と科学的根拠(許容応力度計算)に基づいた確かな構造を選び、確かな技術(制震evoltz)で備える。それが、何十年先も安心して栃木で暮らすための、最も本質的な家づくりの基本です。

家づくりに関する皆様からのご相談お待ちしております!

構造材は硬くて太ければばいいのか?木造在来工法で本当に必要な「許容応力度計算」という根拠とは

皆様おはようございます。栃木県大田原市のNASUホームの金井です。いつもこちらのブログをお読み頂きありがとうございます。4月からブログの担当をさせていただいておりますが、記事の購読数も増えており、皆様に大変感謝しております。引き続きよろしくお願い致します。

家づくりにおいて、「地震に強い家」はご家族の命を守る最も大切な条件です。 その際、「とにかく硬くて太い、強い構造材を使えば安心だ」とイメージされる方は少なくありません。

しかし、家づくりの本質を見極める上で、ただ一つ集中すべき大切な事実があります。 それは、「材料の強さ」を集めることと、「建物全体の強さ」は決してイコールではないということです。

強い木材が、強い家をつくるわけではない事実

  • 木材にはそれぞれ素晴らしい特性がありますが、一部の部材だけを極端に強くするとどうなるでしょうか。
  • 地震の力が加わった際、その力は逃げ場を失い、接合部などの弱い部分に過度な負荷が集中してしまいます。
  • 私たちが採用する在来工法において、真の強さとは「しなやかに力を逃がす建物全体のバランス」に他なりません。
  • 枝葉末節の材料選びにとらわれるのではなく、家全体の構造バランスを整えることこそが、安全への最短ルートなのです。

感覚ではなく「数値」と「根拠」で証明する

  • 昔ながらの職人の勘や経験も尊いものですが、ご家族の命をお預かりする構造設計においては、客観的な事実とデータが何より大切。
  • 最も重要なのが、科学的な根拠に基づき、安全性を数値で証明する「許容応力度計算」です。
  • 柱や梁の一つひとつにどれだけの力がかかるかを緻密に計算し、実際の暮らしで確実に機能する生きた知識として設計に落とし込みます。
  • 私たちは、建築のプロフェッショナルとして、推測ではなく事実に基づいて皆様の安全を守ります。

価格には表れない、本質的な「価値」を築く

  • 全棟において緻密な構造計算を行い、バランスを最適化するには、目には見えない手間と専門知識が必要です。
  • これは目先の価格や、華やかなデザインには表れにくい部分かもしれません。
  • しかし、表面的な魅力にとらわれず、本質的な価値を徹底的に追求することこそが、何十年というご家族の日常を守り抜く「土台」となります。

私たちNASUホームは、栃木県北の地で、確かな根拠と価値観を共有できる家づくりを真摯に続けています。 家づくりにおいて、本当に大切なものは決して多くはありません。ご家族が毎日を安心して、笑顔で過ごせること。それがすべてです。

数値に基づいた確かな構造への考え方をお聞きになりたい方は、ぜひ一度、私たちの構造見学会にいらしてください。 事実に基づく、嘘のない家づくりをご提案いたします。

ご相談、ご予約は下記よりお待ちしております!

『好き』を形にする生きた知識。ファイナンシャルプランニング技能士と建築士の視点で紐解く、数字と根拠に裏付けられた「価値ある家づくり」とは

皆様、こんにちは。栃木県大田原市のNASUホームの金井です。こちらのブログにお立ちよりいただきありがとうございます。

家づくりにおいて、「こんなデザインが好き」「こんな風に暮らしたい」という理想を思い描く時間は、何よりもワクワクする大切なひとときですよね。私は、そのお客様の「好き」という純粋なお気持ちを、何よりも大切にしたいと考えています。

なぜなら、家づくりにおいて最も重要なのは、ただ物理的な箱を作ることではなく、そこに住むご家族の「豊かな人生」を形にすることだからです。

しかし、表面的なデザインや、一時的な「価格の安さ」だけに目を向けてしまうと、本当に大切なものを見失ってしまうことがあります。お客様の大切な「好き」を、30年後も変わらず守り続けるためには、想いだけでなく「確かな根拠と数値」が不可欠です。

そこで必要になるのが、私たちプロが日々学び続けている「生きた知識」です。家づくりにおいて、私が常に意識しているポイントを3つにまとめました。

  • 「好き」を支えるのは、緻密な構造と性能 どれほど美しいデザインでも、それを支える骨組みが脆ければ安心して暮らすことはできません。栃木県県北の気候風土に適した断熱性能の計算や、ご家族を守る確かな構造計算(根拠)が必須です。在来工法の自由度を最大限に引き出し、心地よさを担保するのは、経験や勘ではなく客観的な数値です。
  • 価格の安さではなく「価値」を見極める 家は建てて終わりではありません。目先の安さを優先するのではなく、将来のメンテナンス費用や日々の光熱費を含めた生涯コストを算出し、何十年先も「この家にしてよかった」と思える、本当に価値のある選択をしていただくことが重要です。
  • 資格はお客様の暮らしを守るための「道具」 建築士やFP(ファイナンシャルプランナー)といった資格は、名刺に書くための飾りではありません。お客様の理想を、安全な設計と無理のない資金計画によって現実にするための「実践的な知恵」として使ってはじめて意味を持ちます。

私たちNASUホームは、知識をただ蓄えるのではなく、目の前のお客様一人ひとりのために使い尽くしたいと考えています。「なんとなく」の提案や、根拠のない推測で家づくりを進めることはありません。

お客様の「こういう暮らしがしたい」という価値観に深く寄り添い、それをプロの論理と数値でしっかりと裏付けし、形にしていくこと。それが、NASUホームが目指す「価値ある家づくり」です。

本当に納得できる、安心で心地よい住まいを栃木県県北で叶えたいとお考えでしたら、ぜひあなたの「好き」や「こだわり」を、私たちNASUホームにぶつけてください。全力でお答えいたします!ご相談は下記よりお待ちしております                                  NASUホーム 金井(2級建築士、ファイナンシャシルプランニング技能士2級、宅地建物取引士)

【現場進捗】那須町N様邸新築工事基礎配筋検査が終了致しました!数値が証明する安心!コンクリートで見えなくなる「基礎配筋」にこそ、家づくりの真価が問われます

こんにちは。NASUホームの金井です。 7月も終わりに近づき、日差しの強い日が続いていますね。那須町の空の下、現場では職人さんたちが汗を流しながら、丁寧な仕事を進めてくれています。

現在、新築工事が進んでいるN様邸。 昨日、家づくりにおいて最も重要と言っても過言ではない「基礎配筋検査(自主検査)」を行ってまいりました。

お客様にとって、これから何十年もの間、皆様を守る住まいが「本当に丈夫に建つのか」という点は、最も気がかりなことの一つだと思います。 私たちNASUホームは、その安心感は心地よい「言葉」ではなく、「事実と数値」によって証明されるべきだと考えています。

【現場の事実確認】:スケールが示す確かな根拠】

  • 設計図通りの正確な配置: 下の写真をご覧ください。鉄筋の間隔(ピッチ)にスケールを当て、一本一本が図面通りの数値で正確に組まれているかを確認しています。
  • 見えなくなる部分への責任: この鉄筋は、この後コンクリートを流し込むと完全に隠れてしまいます。だからこそ、推測やごまかしの効かないこの段階での緻密な確認が、建物の強度を決定づけます。
  • 在来工法を支える要: 私たちが手掛ける在来工法の木の家が、将来にわたって自然災害に耐え抜くためには、この足元の強靭さが絶対条件となります。

【厳しい目による細部のチェック】

  • 複雑な接合部の確認: 下の写真は、力が集中しやすいコーナー部分や基礎の立ち上がり部分です。鉄筋の太さや組み方が正しく定着しているか、厳格にチェックします。
  • 妥協のない自主検査: 責任を持って検査項目をひとつひとつ事実に基づいて確認しています。

家づくりにおいては、目に見える華やかなデザインや、表面的な価格の安さ、高さに目を奪われがちです。 しかし、本当に大切なものは、常に表面からは見えないところにあります。 物事の本質を見極め、確たる根拠(数値)をもって土台を築くこと。これは、時代が変わっても決して揺らぐことのない真理です。

住宅業界の最前線で構造の重要性が厳しく問われる今、私たちNASUホームは、その基本にどこまでも忠実でありたいと考えています。 構造塾を主催されている佐藤実先生の理念に共感し、ただの器を造るのではなく、皆様が心身ともに健康で、安心して豊かな人生を育むための「確固たる器」をご提供することが私たちの使命です。

N様邸は無事に配筋検査をクリアいたしました。 引き続き、安全第一で、真心を込めて確かな家づくりを進めてまいります。

栃木県県北で確かな根拠に基づく家づくりをお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。ご相談は下記よりお待ちしております。

【現場進捗】 那須町N様邸  ミリ単位の精度が家の寿命を決める。見えない「丁張」と「捨てコンクリート」

こんにちは。NASUホームの金井博之です。

緑に囲まれた自然豊かな那須の現場から、今日も新しい家づくりが着々と進んでいる様子をお届けします。

家づくりにおいて、多くの方が目を奪われるのは、美しいキッチンや洗面台、あるいは上棟式で柱が一気に組み上がっていくダイナミックな光景かもしれません。

しかし、住宅に携わる人間として皆様にお伝えしたい「本質」があります。それは、家の本当の価値と強さは、「完成してからは絶対に見えなくなる部分」にこそ宿るということです。

本日は、お写真でお見せしている基礎工事の最初の一歩、「丁張(ちょうはり)」「捨てコンクリート」についてお話しします。

1. 図面を三次元の現実に通訳する「丁張(ちょうはり)」

写真の敷地全体をグルリと囲んでいる木枠が見えますでしょうか? これを「丁張」と呼びます。一見するとシンプルな木の枠組に見えるかもしれません。

しかし、これは単なる木枠ではなく、建物の正確な位置や高さを決定づける「基準の枠」です。

  • 配置の確定: 敷地に対して、図面通りのミリ単位の正確さで建物が収まるかを確定します。
  • 基準となる高さ(GL)の設定: 道路や周囲の水はけなどを計算し、適切な床の高さの基準を設けます。
  • 水平と直角の絶対基準: 建物が傾かず、真っ直ぐに建つための基準線(水糸)を張ります。

ここで生じたわずか数ミリのズレは、家が上に向かって建っていくにつれて、取り返しのつかない大きな歪みとなります。だからこそ、現場ではレーザー測定器などで数値を厳密に確認し、妥協のない位置出しを行います。

2. 「捨てる」という名に隠された重要工程「捨てコンクリート」

丁張で位置が決まり、防湿シートを敷き詰めた後に流し込んでいるのが「捨てコンクリート(通称:捨てコン)」です。写真2枚目のように、職人さんがトンボ(ならし道具)を使って手作業で平らに均(なら)していきます。

「捨てる」という言葉がついていますが、決して無駄なものではありません。建物の構造的な強度を直接担うものではないためこの名がついていますが、強靭な基礎を作るための「キャンバス」として、絶対に欠かせない工程です。

捨てコンクリートの論理的な役割は以下の通りです。

  • 正確な原寸図を描く(墨出し): 土の上では、基礎の正確な位置を示す線(墨)を引くことができません。平滑なコンクリート面を作ることで、初めてミリ単位の正確な基準線を引くことができます。
  • 鉄筋のかぶり厚の確保: 基礎の中に入る鉄筋は、コンクリートに一定の厚み(かぶり厚)で覆われていないとすぐに錆びて強度が落ちてしまいます。捨てコンがあることで、鉄筋を支える部品が沈み込まず、規定通りの厚みを確実に保持できます。
  • 職人の作業精度の向上: 足場が平らで清潔になることで、職人が安全かつ高精度な作業に集中できる環境が整います。

住まいの「本質」は見えないところに宿る

表面的な装飾や一時的な流行は、後からいくらでも変えることができます。しかし、ご家族の命と財産を守り抜く「土台」は、一度造ればやり直すことはできません。

構造の安定や断熱の性能といった住宅の基本性能は、優れた設計図があるだけでは機能しません。現場で「丁張」と「捨てコンクリート」の正確な施工が行われて初めて、机上の理論が現実のものとなります。

本当に長く安心して暮らせる家を適正な価格で提供するためには、この「見えない基本」にこそ、プロとしての誇りと技術を注ぎ込むべきだと考えています。

本質を見極め、確かな根拠のもとに家づくりを進めたいとお考えであれば、ぜひ一度、私たちの現場の空気を感じてみてください。

ご自身の感性を大切にされるあなたの想いに寄り添いながら、誠実にお答えいたします。

日々の現場のリアルな様子や、プロ目線での家づくりの工夫はInstagramでも発信しています。知恵と工夫が詰まった現場を、ぜひ覗いてみてくださいね。https://www.instagram.com/nasuhome.renovation/?hl=ja

【現場進捗】那須町N様邸の地盤改良が完了しました。「強い家」の第一歩

皆様こんにちは、栃木県大田原市のNASUホームの金井と申します。いつもこちらのブログをお読み頂きありがとうございます。那須町の豊かな自然に囲まれた美しい敷地にて、N様邸の地盤改良工事が無事に完了いたしました。N様邸が形になる家づくりの第一歩を、こうして踏み出せたことを心から嬉しく思います。

本日は、家づくりにおいて最も本質的でありながら、完成後には見えなくなってしまう「土台」のお話をさせてください。

※15坪のお住まいで投入した固化材が入ったから袋です。

■ なぜ、見えない地盤にこだわるのか 家が完成すると、地盤は土の下に隠れて見えなくなります。しかし、表面的な美しさではなく、この「見えない部分」にこそ、家づくりの根幹であると私たちは考えています。

推測や勘に頼ることはありません。私たちが大切にしているのは、以下のような客観的な事実と数値です。

  • 正確なデータの取得: 何十トンという建物の重さを長期間支え続けるため、事前の地盤調査で地耐力(地盤の強さ)を正確な数値として把握します。
  • 最適な工法の選択: 今回のN様邸では、調査データという事実に基づき、表層改良工法を採用し、数値基準をクリアする改良を行いました

■ 本質を追求する家づくり 目先のコストを下げるために、見えない部分の品質を落とすことは決してありません。物事の根幹を正しく捉え、本当に重要なことにエネルギーを注ぐことこそが、お客様の将来の安心につながるからです。

  • NASUホームが採用している在来工法は、設計の自由度が高く、根拠に基づいた構造設計をすれば耐震性能面も安心です。
  • その在来工法の強さを100%引き出すためには、揺るぎない土台が絶対条件となります。
  • 見えない部分への徹底した品質管理は、将来の予期せぬ修繕リスクを減らし、長く住み継ぐための最も賢明な選択です。

 現場の数値と事実を一つひとつ自分の目で確認しながら、妥協なく施工を進めております。

現場はいよいよ、次のステップである基礎工事へと進みます。 N様、引き続き安全第一で丁寧に、そして確実に工事を進めてまいりますので、どうぞ楽しみにお待ちください。

「数値に基づいた確かな根拠のある家を建てたい」「プロフェッショナルと一緒につくりあげたい」 そんな価値観に共感していただける方は、ぜひお気軽にご相談ください。 私たちNASUホームは、これからも大田原で最も信頼される工務店を目指して、一つひとつの現場に誠実に向き合ってまいります。ご相談は下記よりおまちしております。