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2026年 7月 の投稿一覧

なぜ住宅の構造材に針葉樹が使われるのか?その2

皆様、こんにちはNASUホームの金井と申します。いつもこちらのブログをお読み頂きありがとうごさいます。

栃木県の県北地方(大田原市、那須塩原市、那須町、矢板市、さくら市、高根沢町等)で住宅をご検討のみなさまに住まいに関する情報を発信しております。

私がこちらのブログを担当させていただいて約3か月半になります。ふとどの記事が一番皆様に読んでいただいたんだろうと気になり確認してみましたらこちらの記事でした。

https://nasuhome.jp/wordpress/wp-admin/post.php?post=2006&action=edit 

普通に考えたら住宅の構造材は堅い木(広葉樹)のほうが良いのでは?と自分の興味から深掘りした記事ですが、皆様に好評をいただいたようです。では木造住宅のもう一つの工法ツーバイフォー工法で使用される木材について本日はお話させていただきます。 私、金井が以前お世話になっていた会社はツーバイフォー工法でしたので、私たちNASUホームの在来工法とツーバイフォー工法のそれぞれの特徴を把握していると自負しております。今回はそれぞれの視点から、少し専門的ですが「本当に強い家を建てるための、木材と構造」について、事実に基づきお伝えしたいと思います。

ツーバイフォー工法で使われる木材とは?

結論から申し上げますと、ツーバイフォー工法で主に使用されるのも、広葉樹ではなく針葉樹です。代表的なものは「SPF材」と呼ばれ、スプルース(トウヒ)、パイン(松)、ファー(もみ)の頭文字をとったものです。

「なぜ、ツーバイフォーも針葉樹なのか?」

それは、ツーバイフォー工法が柱(線)ではなく、壁(面)で建物を支える構造だからです。面全体でバランスよく力を受け止めるためには、以下の条件をクリアする木材が求められます。

  • 規格化のしやすさ: 寸法が安定しており、均一な品質を保てること。
  • 加工性の高さ: 釘が打ちやすく、施工時に割れにくいこと。
  • 軽さと強度のバランス: 建物自体の重量を軽くすることで、地震時の揺れのエネルギーを軽減できること。

これらを満たすのが、SPF材をはじめとする針葉樹なのです。

在来工法とツーバイフォー、どちらが強いのか?

私が以前ツーバイフォーの会社にいた頃も、そして現在NASUホームで在来工法をご提案している今も、お客様から「結局、どちらの工法が地震に強いの?」というご質問をよくいただきます。

ここで、皆様の命と財産を守るために最も大切な事実をお伝えします。

実は、「工法そのものの違い」や「木の種類」だけで、建物の強度が決まるわけではありません。 本質的に重要なのは、「根拠のある数値に基づいた構造設計がなされているか」という一点に尽きます。

本当に安心できる強い住まいを見極めるためには、以下の3つのポイントをぜひ確認してみてください。

  • 許容応力度計算の実施: 簡易的な壁量計算ではなく、柱一本一本にかかる力を科学的に計算し、証明する「許容応力度計算」によって耐震等級3を取得しているか。
  • 適材適所の素材選び: 土台にはシロアリや湿気に強い木材(ヒノキなど)を、荷重がかかる梁には曲げに強い木材(ベイツガなど)を、数値的根拠に基づいて使い分けているか。
  • 構造材を守る温熱環境: どれほど頑丈な木材を使っても、壁の中で結露が起きて腐敗しては意味がありません。構造材を長持ちさせる、確かな断熱・気密性能(UA値やC値)が確保されているか。

大切なのは「イメージ」ではなく「事実」です

昔からの慣習や「なんとなく頑丈そう」といったイメージに頼るのではなく、客観的なデータと科学的なアプローチで家づくりを考えること。これこそが、大切なご家族を守り、長く価値を保ち続ける住まいへの最短ルートです。

私たちNASUホームは、大田原市をはじめとする県北地域において、デザインや間取りの美しさだけでなく、こうした「見えない部分の数値と根拠」に最もこだわるプロフェッショナルでありたいと考えています。

「自分たちの希望する間取りの場合、構造計算上はどうなるのだろう?」 「一生に一度の家づくりだからこそ、妥協せず、数値化された確かな安心感が欲しい」

そうお考えの方は、ぜひ一度NASUホームにご相談ください。私が培ってきた両工法の経験と、専門的な知見をもとに、分かりやすく、そして誠実にお答えいたします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。 次回は、先ほど少し触れた「構造材を長持ちさせるための断熱と気密」について、さらに深掘りしてお話ししようと思います。どうぞお楽しみに!

那須へ移住や別荘をご検討のみなさまへ、那須の気候、その「数値」が語る事実とは

皆様おはようございます。栃木県大田原市の建設会社那須土木株式会社の住宅事業部NASUホームの金井と申します。

こちらのブログにお立ちより頂きありがとうございます。栃木県県北エリア(大田原市、那須塩原市、那須町、矢板市、さくら市等)で住まいや別荘をご検討のみなさまに情報を発信しております。近頃、那須エリアへの移住を検討されている方から、よく「冬の寒さや夏の暑さはどれくらいですか?」というご質問をいただきます。

理想の土地で新しい生活を始めるためには、イメージだけでなく、この地域の気候という「客観的な事実」を知っておくことが大切です。数値をもとに、那須での暮らしを考えてみます。

1. 気候の現実:寒暖差と向き合う

那須エリアは内陸に位置するため、四季の移ろいがはっきりしている分、季節による気温差が非常に大きいのが特徴です。

  • 冬の気温: 最低気温が氷点下になる日は珍しくありません。また、特有の冷たい北風が吹くことで、実際の気温以上に肌寒さを感じることがあります。
  • 夏の気温: 近年は夏場に気温が大きく上昇する日も増えています。「涼しい避暑地」というイメージだけで計画を進めると、夏場の湿気や暑さ対策が後手に回ってしまう可能性があります。       https://nasuhome.jp/(NASUホームHP)

2. 「心地よさ」を支える性能の考え方

こうした気候の中で、季節の変化を楽しみながら健康的に暮らすためには、住まい自体に「守る力」が求められます。

  • 温度差のない空間: 夏は涼しく、冬は暖かく。そのために必要なのは、外気の影響を最小限に抑える「高い断熱・気密性能」です。これは決して豪華な設備ではなく、住まいの基本性能を整えるという、もっとも本質的な投資と言えます。
  • 地域の素材を選ぶ合理性: 私たちが地元・八溝材を積極的に使うのには理由があります。この厳しい環境で育った木材は、強度や耐久性に優れ、その土地の風土に自然と馴染みます。素材の特性を理解して適切に使うことは、結果として長く安心して住める家につながります。

3. 「何に予算を使うか」という選択

移住先での生活は、家を建てて終わりではありません。ランニングコストを抑え、日々の生活を豊かにするためには、住まいに求める優先順位を明確にすることが大切です。

  • 構造、断熱性能への投資: 多くの予算を過度な装飾や設備にかけるよりも、まずは「構造」や「断熱」といった、一度作ると後からは変えられない部分に注力することをおすすめします。
  • 専門家との対話: 移住先での家づくりは不安も多いかと思います。だからこそ、地域の気候を数値で把握し、それを設計に落とし込める専門家と一緒に、一つひとつ納得しながら進めていくことが重要です。

那須での暮らしは、季節の厳しさを知るからこそ、住まいの中での穏やかな時間がより愛おしく感じられる場所です。

これからの移住計画を考える上で、まずは「この土地でどのように快適さを守るか」という視点を持ってみてはいかがでしょうか。私たちがこれまで積み上げてきた数値や経験が、皆様の判断の一助となれば幸いです。那須町で弊社施工のお住まいのご見学できます。(要ご予約、日程調整)お問い合わせ、お申込みは下記よりお待ちしております。

インスタグラムで施工事例、イベント情報などご案内しております。ぜひフォローお願いします!

https://www.instagram.com/nasuhome.renovation/

栃木県県北地方で住宅をご検討のみなさまに。ハウスメーカー・ビルダー・工務店の違いと、後悔しない「基準」の選び方とは?

皆様、こんにちは、栃木県大田原市の建設会社那須土木株式会社の住宅事業部NASUホームの金井です。こちらのブログにお立ちより頂きありがとうございます。 住宅をご検討のみなさまに置かれましては、「どこの会社に依頼するのが一番良いのか?」という疑問を持たれる方は多いと思います。

華やかな広告やイメージに流されず、ご自身にとって最良のパートナーを見極めるためには、まず業界の「事実」を知ることが大切です。今回は、客観的な基準である「年間着工棟数(規模)」から、3つの業態の違いを明確にいたします。

  • ハウスメーカー(年間着工数:数千〜数万棟) 全国展開を行い、工場での規格化と大量生産によって均一な品質を提供します。
  • ハウスビルダー(年間着工数:数十〜数百棟) 都道府県内や複数の県にまたがり展開し、メーカーと工務店の中間的な規模を持ちます。
  • 地域工務店(年間着工数:数棟〜20棟程度) 特定の市町村など地域に密着し、一棟一棟を職人の手で作り上げる完全受注生産です。

この数字の違いは、そのまま「家づくりの進め方」や「建築費用の内訳」の違いに直結します。 それぞれどのような価値観を持つ方に向いているのか、整理して見ていきましょう。

1. 「絶対的な安心感と、手間のなさ」を大切にする方へ

おすすめ:ハウスメーカー

圧倒的な資本力とブランド力があり、全国どこでも一定のサービスが受けられます。

  • 工場生産の割合が高く工期が短いため、完成までのスケジュールが読みやすいのが特徴です。
  • 一方で、規格外の要望には対応が難しい場合や、多額の広告宣伝費が建物の価格に含まれているという事実は、事前に理解しておく必要があります。

2. 「特定のデザインテイストと、予算のバランス」を大切にする方へ

おすすめ:ハウスビルダー

「カフェ風」「北欧風」など、会社ごとに得意なデザインのパッケージ商品を持っていることが多い業態です。

  • メーカーほどのコストをかけずに、好みの雰囲気を持った家を実現しやすいメリットがあります。
  • ただし、標準仕様が決められているため、間取りの自由度や、見えない部分の性能面で妥協が必要になる場面もあります。

3. 「じっくりと考え、理想を追求し、プロフェッショナルとの対話」を大切にする方へ

おすすめ:地域に根差した実力派の工務店

「安ければいい」のではなく、「支払った金額が、そのまま建物の価値(性能や素材)に直結する家」を求めるなら、工務店が最大の力を発揮します。

特に、以下のようなお考えをお持ちの方には、年間十数棟を丁寧につくり上げる工務店が最もお役に立てます。

  • 人と違う、自分たちだけの住まいが欲しい 日本の気候風土に最も適した「工法」を採用し、土地の形状や光の入り方、ご家族の細かなご要望に合わせてミリ単位で設計を調整します。
  • 「なんとなく暖かい・頑丈」ではなく、数値による根拠を大切にしたい 建物の安全と快適さは、イメージではなく数値に基づき全棟で厳密な「許容応力度計算(構造計算)」を実施し、高気密・高断熱の基準を明確な数値(UA値・C値)を確認したい。
  • 資格を持ったプロフェッショナルに直接相談したい 伝言ゲームのような分業制をとりません。建築士や施工管理技士などの資格を持つプロが直接お客様と向き合い、課題解決のためのご提案をいたします

質の高い家づくりは「より少なく、しかしより良く」

私たちNASUホームは規模的には工務店の範疇に入りますが、建設会社が母体のため経営が安定しております(創業142年になります)。私たちNASUホームが目指しているのは、やみくもに棟数を追うことではありません。 一棟一棟に全力を注ぎ、構造や温熱環境に妥協を許さない品質を維持するためには、年間12棟前後という枠組みが最も理想的だと考えています。

https://nasudokk.com/(那須土木株式会社ホームページ)

家づくりは、建てる前も、建てた後も長いお付き合いになります。 宣伝の規模ではなく、「本質的な価値にコストをかけているか」「プロとして事実に基づいたアドバイスをしてくれるか」という視点を持ってみてください。

その「ものさし」を持つことこそが、後悔しない家づくりの第一歩です。 ご自身の考えを大切にし、数値と根拠に納得して家づくりを進めたい方は、ぜひ一度、ご連絡をください。ご相談は下記よりおまちしております。

インスタグラムで施工事例、イベント情報等随upしております。フォローよろしくお願い致します!

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【7/26(日)大田原市トコトコ開催】夏休みは本物の木に触れる一日を。お子様の感性を育む「木工ものづくりマルシェ」のご案内

皆様おはようございます。栃木県大田原市のNASUホームの金井と申します。こちらのブログをお読み頂きありがとうございます。 こちらのブログは栃木県県北地方で住宅をお考えの皆様に、家づくりに役立つ情報を発信しております。今回は通常の発信とは違いますが、弊社のイベントのご紹介をさせていただきます。 

 もうすぐ夏休み、お子様がデジタル画面に向かう時間が増えていませんか? 創造力や感性を育む大切な時期に、私たちが提供したいのは「本物の木に触れ、自分の手でモノを完成させる」というかけがえのない体験です。 大田原の地域と共に歩み自社で製材工場を持つNASUホームだからこそ実現できる、木工体験をご用意しました。

なぜ「NASUホーム」が開催するのか 私たちはただ建物を建てるだけの会社ではありません。 素材の良さを知り、木と共に生きる喜びを次世代へ伝えることが、住宅のプロフェッショナルとしての使命だと考えています。

  • 本物の素材:プラスチックとは違う、木のぬくもりと重みを感じてください。
  • プロの技術:が教える、ブックスタンドやプランター作りを通して、「つくる楽しさ」と「完成の達成感」をお約束します。

イベント詳細今回のイベントは、会場の大きさの関係から各回40名様限定、ご予約の方優先となります。 内容は以下の通りです。

  • 日時:7月26日(日)
    • 午前の部:10:00〜12:30
    • 午後の部:13:30〜16:00
  • 会場:TOKO-TOKOおおたわら 3階「中会議室」
  • 参加費:無料です
  • 対象:小学生までのお子様と保護者様
  • 予約方法:お電話0287-23-5678 もしくは https://www.nasuhome.jp/contact.htmlよりお願いします。(ご希望の時間帯とお作りになりたいものをお知らせください)

最後に:自由研究の完成度を高めるだけでなく、親子の絆を深める一日をお過ごしください。 席が埋まり次第、受付を終了いたします。 皆様からのご予約、お問い合わせこころよりおまちしております!

栃木県県北地方で住まいをご検討のみなさまへ、パナソニックの新型乾燥機は乾太君の最強のライバルとなりえるのか?

皆さんおはようございます!栃木県大田原の住宅会社NASUホームの金井です。こちのblogにお立ちより頂き

ありがとうございます。栃木県の北エリア(さくら市、矢板市、大田原市、那須烏山市、那須塩原市、那須町)で

住宅をご検討の皆様に参考にしていただける情報を発信しております。

 本日は少し前にパナソニックから発表がありました排気式電気衣類乾燥機ソレイルについてお話させていただきます。

屋外排気式電気衣類乾燥機「Solaire(ソレイル)」を発売 | AERA DIGITAL(アエラデジタル)

https://appliance-biz.jpn.panasonic.com/dryer/products/nh-en12a1.html

住宅設計界の重鎮 松尾先生がメーカーに以前から働きかけやっと製品として日の目を見ることになったそうです。

 現在まで乾燥機といえばリンナイの乾太君の独壇場でございました。

https://rinnai.jp/lp/kanta/ 

ここ2,3年で多くのお客様のお住まいに設置させていただき、かつ非常に満足度が高い製品です。 栃木県は都市ガスのエリアが限定されておりますので、プロパンガスでのご提案も多く、乾太君の導入にあたっては、プロパンガスのランニングコストがお客様の家計に重くのしかかるという側面もございました。そこで、今回登場したパナソニックの「ソレイル」です。この製品がなぜ今、私たちが注目すべき「次の一手」なのか。その理由をお話させていただきます。

「ソレイル」が拓く、次世代の家づくり

まず、この製品を語る上で欠かせないのが、これまでの常識を覆す設計思想です。

  • ヒートポンプ式ではないという選択 一般的な衣類乾燥機はヒートポンプ式が多い中、ソレイルはあえて排気式を採用しました。これにより、乾燥能力の低下を抑え、安定した仕上がりを長期間維持できます。機械的な複雑さを排除し、本質的な「乾かす」性能を突き詰めた結果と言えます。
  • 200V電源が導くパワー 本機を最大限に活かすためには、単相200Vの専用コンセントが必要です。これは一見ハードルに感じるかもしれませんが、住宅会社としての視点では「将来を見据えたインフラ整備」そのものです。確かな電圧が、家事の時間を短縮するパワーを生み出します。
  • 太陽光発電との完璧な連携 ソレイルの導入には、太陽光発電システムの搭載が不可欠です。電気を「買う」のではなく、屋根の上で「創る」エネルギーで衣類を乾かす。これは、光熱費を極限まで抑えたいと願う皆様にとって、最強の省エネとなります。

なぜ、今NASUホームがこれを提案するのか

私たちNASUホームは、単に箱としての住宅を提供する会社ではありません。

予算が限られているからこそ、知恵を絞り、流行りの設備をただ並べるのではなく「本当に長く愛せるもの」を選び抜く。このソレイルは、プロの目から見ても「選ぶ価値のある、数少ない製品」の一つです。

「妥協のない家づくり」を大田原から実現するために。 皆様のライフスタイルに合わせた最適な熱源と乾燥システムについて、具体的なシミュレーションを交えてお話しさせていただきます。

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大田原、那須塩原、那須町で住宅をお考えの皆様に、数値が語る、地元の木材八溝杉、八溝ひのきの真価。栃木県北地方の気候に適した『杉とヒノキ』の適材適所とは

皆さんおはようございます。栃木県大田原市の住宅会社NASUホームの金井と申します。こちらのblogにお立ちより頂きありがとうございます。栃木県北地方で住まいをご検討の皆様に家づくりに関する情報をほぼ毎日blogとインスタグラムで発信しております 。インスタグラムもぜひのぞいてみてください!

https://www.instagram.com/nasuhome.renovation/

本日は木造住宅の基本に立ち戻ったお話をさせていただきます。 家づくりの主役である「木」。

近年、住宅の高性能化が進む中で、断熱性能ばかりに目が向きがちですが、建物の寿命を根本から支えるのは、やはり「木材そのものの質」と「その使い方」です。

私たちNASUホームは、今年で創業142年を迎える建設会社、那須土木株式会社の住宅事業部です。地域の皆様のおかげで長く会社を続けさせていただいております。だからこそ、表面的な流行ではなく、数値に基づいた「本物の家づくり」を追求しています。今日は、私たちがこだわって選ぶ、栃木の誇り「八溝材」について、その性能と使い分けの論理をお話しします。

数値で証明する:八溝杉と八溝ヒノキの特性比較

木は自然素材ですが、決してあいまいで感覚的なものではありません。構造計算の基準となる強度性能を比較すると、杉とヒノキには明確な役割の違いが見えてきます。

項目八溝杉 八溝ヒノキ 考察
曲げ強さ約 20.0 N/mm²約 26.0 N/mm²ヒノキの強さが構造を支える
圧縮強さ約 28.0 N/mm²約 35.0 N/mm²土台としての耐圧性に優れる
ヤング係数約 7.0 kN/mm²約 9.0 kN/mm²ヒノキは「たわみにくさ」で勝る

※上記数値は一般的な基準値であり、樹齢や含水率により変動します。

基準強度(JAS): 木材の等級区分(E50, E70, E90など)に基づいた基準値です。上記の数値は、一般的な構造材として流通するグレードの標準的な値を示しています。

ヤング係数(たわみにくさ): E で表される、材料の変形のしにくさを数値化したものです。この値が高いほど、荷重に対してたわみが少なく、剛性の高い構造体が作れます。

個体差の考慮: 木材は天然素材であるため、JASの区分内であっても、樹齢、生育環境(八溝地域の厳しい寒さによる緻密な年輪)、含水率によって数値は個体差が生じます。

この数値が示す通り、八溝ヒノキはその「剛性(たわみにくさ)」において信頼があります。一方で、八溝杉はヒノキに比べ数値は控えめですが、非常に「粘り強い」性質を持っています。地震時の衝撃を吸収し、ねじれに対してもしなやかに追従する強さを持っているのです。

なぜ「八溝材」なのか?

大田原の厳しい冬の寒さ。この環境こそが、木材を強く育てます。

八溝地域で育つ木は、成長が緩やかな分、年輪が非常に緻密です。年輪幅が1〜2mm程度という詰まった組織は、一般的な流通材と比べても実質的な強度と耐朽性が高く、建築の骨組みとして極めて優秀なパフォーマンスを発揮します。

適材適所な材料選定

「強いからすべてヒノキにする」という考え方は、決して最良ではありません。コストを過剰にかけず、かつ家の寿命を最大化すること。それこそが、私たちが考える家づくりです。

 

  • 構造の「要(かなめ)」にはヒノキを。土台など、荷重が集中し、湿気の影響を受けやすい場所には、圧縮強さと耐朽性に優れる八溝ヒノキを配置します。
  • 「空間のしなやかさ」には杉を。柱、内装材には、加工性が良く調湿効果の高い八溝杉を採用。杉特有の温かみと粘り強さを活かすことで、地震の衝撃を受け流しつつ、家族が心地よく過ごせる空間を作り出します
  • 地元から仕入れた八溝杉、ヒノキを自社工場で製材、乾燥

NASUホームが目指す未来

私たちが提供したいのは、単なる「箱」ではありません。

数値に基づいた構造設計で安心を担保し、地元の豊かな木材を使うことで、この土地の風土に溶け込む住まいを造ること。それこそが、大田原市の住宅会社としての私たちの使命です。

広告費を削り、知恵と工夫で認知を広げているNASUホームだからこそ、予算を「家の品質」と「確かな技術」に注ぎ込んでいます。

「本当に信頼できる会社で家を建てたい」

「数値に基づいた、無駄のない適正な設計を知りたい」

そうお考えの方は、ぜひ一度、私たちとお話をしてみてください。

私たちが選ぶ木材の年輪を、その目で直接確かめてみてください。貴方の人生に寄り添う一棟を、誠心誠意、一緒に考えさせていただきます。製材過程のご見学も大歓迎です!お問い合わせは下記よりお待ちしております!

大田原でお住まいをご検討、土地をお探しのみなさまに。おおたわらデジタルマップのご案内【NASUホーム】

みなさんこんにちは、大田原のNASUホームの金井です。こちらのblogにお立ちより頂き、ありがとうございます。

私たちNASUホームは総合建設会社の那須土木株式会社の住宅部門でございます。自社で製材した構造材を使用し

許容応力度計算、断熱計算等を駆使して、栃木県県北地域の皆様に高性能でデザイン性の高いお住まいを提供しております。

https://nasudokk.com/

本日は栃木県大田原市でお住まいをご検討の皆様に大田原市が運営しております土地探しのための便利ツール【おおたわらデジタルマップ】のご紹介をさせていただきます。

https://www2.wagmap.jp/ohtawaracity/Portal

以前、那須塩原市のなすしおばらマップをこちらのblogでご紹介させていただきましたが、大田原市のこちらのまっぷもかなり便利で私もお客様のプラン提案の下調べで活用させていただいております。

大田原市内で新築のための土地を探すとき、多くの方が「ハザードマップ」をチェックされると思います。もちろんそれは大切なことですが、実は大田原市が公開している誰もが活用できるおおたわらデジタルマップでさまざなな情報を確認する事が出来ます。

私たち建築のプロや有資格者が、土地のポテンシャルや法的な規制を「数値」としてロジカルに分析する際にも非常に役立つ、極めて優秀なデジタルツールなのです。

今回は、感覚だけに頼らず、「安心な土地選びがしたい」という方へ向けて、このマップの活用方法をご紹介します。

「おおたわらデジタルマップ」3つの活用法

  • 「用途地域」と「建ぺい率・容積率」の数値を正確に把握する 「お気に入りのエリアを見つけたけれど、希望の広さの家が建てられるか不安……」そんな時、このマップで「都市計画情報」を重ね合わせると、その土地の正確な用途地域や、建ぺい率・容積率の数値が一目でわかります。これにより、土地を購入した後に「思ったような大きさの家が建てられなかった」という失敗を未然に防ぐことができます。
  • 「土砂災害警戒区域」や「浸水想定」をレイヤーで重ねる 従来の紙のマップと違い、デジタルマップの強みは「情報を重ね合わせて見られること」です。大田原市の細かな地形に対して、洪水浸水想定区域や土砂災害の危険度をピンポイントで重ねることで、その土地が持つリスクと対策の必要性を、明確な根拠(エビデンス)を持ってロジカルに判断できます。
  • 「道路の幅員(幅)」や「市道・県道の区分」を確認する 家を建てる上で、前面道路の幅や種類は法律上非常に重要です。このマップでは市道番号や道路の区分まで網羅されているため、「工事車両がスムーズに入れるか」「セットバック(道路の後退)が必要になるか」といった、将来の建築コストに関わるリスクを事前に見極めることができます。

知恵とデータで、後悔のない家づくりを

土地選びにおいて、「安ければどこでもいい」ということは絶対にありません。 その土地が本当に安全なのか、自分の理想の暮らしを受け止めてくれるキャパシティがあるのかを、確かな数値とプロの目で裏付けを取ることが、20年、30年先も安心して暮らせる住まいづくりの絶対条件です。

大田原市のデジタルマップは、まさにその「根拠」を教えてくれる素晴らしいツールです。

「気になる土地があるけれど、プロの目で数値を分析してほしい」 「大田原の特性を理解している専門家に、土地選びから相談したい」

そう思われた方は、ぜひ一度NASUホームへご相談ください。私、金井がこれまでの経験と資格(宅地建物取引士、2級建築士、FP技能士2級、2級建築施工管理技士)に裏打ちされた知識で、失敗のない土地選びを全力でサポートいたします。ご相談は下記よりお待ちしております!

栃木県北地方でお住まいをご検討の皆様に。高性能断熱材ネオマフォームの歴史について調べてみました。

皆様、おはようございます。栃木県大田原市のNASUホームの金井と申します。こちらのblogにお立ちより頂きありがとうございます。ほぼ、毎日栃木県北地方で住まいをご検討の皆様に住まいに関する情報を発信させていただいております。昨日、茨城県境町の旭化成建材様のネオマワールドの研修レポートをUP致しました。本日は高性能断熱材ネオマフォームの歴史について深掘りしてみたいと思います。住まいづくりを検討し始めると、必ず耳にする「高気密・高断熱」という言葉。しかし、その性能を支える「断熱材そのものの質や歴史」まで深く語られることはあまりないと思います。

ネオマフォーム

私たちが家づくりにおいて、単に「基準をクリアすればいい」という妥協をせず、数ある素材の中から「ネオマフォーム」というフェノールフォーム断熱材を選択したのは、数値的な根拠、明確な歴史の裏付けがあるからです。

今回は、この断熱材が歩んできた歴史の一端をご紹介させていただきます。

20年以上の歴史が証明する「ノンフロン」への執念と技術革新

ネオマフォーム(旭化成建材)の歴史は、単なる「温かい素材の開発」ではなく、地球環境と日本の住まいを根本から変えるための挑戦の歴史でした。

  • 1980年:研究の始まり旭化成が「高性能で燃えにくい発泡系断熱材」として、熱に強いフェノール樹脂に着目し研究を開始。
  • 1997年:世界を驚かせた技術突破当時は断熱材を膨らませるためにフロン系ガスを使うのが常識でしたが、オゾン層破壊を防ぐため、業界で初めて「ノンフロン発泡(グリーンガス)」の技術確立に成功します。
  • 2000年10月:「ネオマフォーム」誕生満を持して発売開始。それ以来、日本の高性能住宅の勢力を塗り替え続けてきました。

数値が証明する、圧倒的な構造

ネオマフォームの最大の特徴は、顕微鏡でしか見えない「100マイクロメートル未満の極小の気泡」の集まりであることです。樹脂の合成から自社で一貫生産しているからこそできるこの緻密な気泡膜が、内部のガスを長期間閉じ込め、空気の侵入を防ぎます。

国の長期変化促進試験(JIS A 1486)でも、その断熱性能が未来にわたって劣化しにくいことが科学的に実証されています。「建てた時だけ温かい家」ではなく、「30年先も変わらない性能」を数値で担保できるのが、この歴史の重みです。

私たちは、このネオマフォームのポテンシャルを活かすため、基礎断熱で採用しております。

2011年、日本初の「パッシブハウス」認定住宅での採用

ネオマフォームの長期安定性を世に知らしめた象徴的な事例が、2011年に建築された日本初の「パッシブハウス(世界基準の超省エネ住宅)」での採用です。現在に至るまで、その家の驚異的な省エネ性と快適性は衰えることなく維持されており、素材の耐久性が実証され続けています。

私たちはこう考えます。

「目に見えない部分にこそ、数値で証明された根拠を持たせるものだ」と。

薄くて軽いのに、炎を当てても炭化するだけで燃え広がらない耐火性。そして、何十年経っても暖房費・冷房費を最小限に抑え続ける経済性。これらはすべて、20年以上前に開発者たちが「妥協なき未来」を見据えて作った歴史の賜物です。NASUホームでは皆様からのご相談、プランのご依頼、土地探し等のご依頼すべて無料でお手伝いさせていただいております。ご相談は下記よりお待ちしております。

NASUホームインスタグラムで施工事例、イベント情報随時UPしております。フォローどうぞよろしくお願いします!

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